平成29年9月12日(火)「第4回 勇気のでる事例検討会(YOUのPCAGIP事例検討会 vol.3)」を開催し、無事終了いたしました。
当日はお忙しい中、多くの方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。簡単ではございますが、事例検討会の様子をご報告いたします。
PCAGIP法を用いた「第4回 勇気の出る事例検討会」は金魚グループ(ファシリテーター1名、事例提供者1名、質問者7名)、書記2名、金魚鉢グループ(傍聴者)を含め、総勢21名の参加者により行われました。ファシリテーターは前回に引き続き、YOU医療保健福祉研究所 足利学(臨床心理士)が務めました。外部よりご参加いただいた全ての方が、金魚グループ、書記を体験されました。
新しい試みとして事前に事例提供者は決めず、検討会の前に2人ペアで5分間ずつ「今困っていること」を話し合っていただきました。その中から「介護サービス利用に拒否的で関係作りが難しい事例との関わり」について話をされていたケアマネージャーさんに事例提供者となっていただき、話し合っていきました。「相手を批判(指導)しない」「メモをとらない」というPCAGIP法の基本ルールをもとに実施し、金魚の方々からの質問に応じた事例提供者は「質問が繰り替えされる中で、自分の関わりを振り返ることが出来た。」と感想を述べられていました。また、事例提供者自身の介入状況に対し、参加者の方からの「関わりすぎていて心配だ。」という言葉に、「自分のことを心配してくれたことに勇気づけられた」、とも仰っていました。
皆様にご参加いただき、文字通り「勇気のでる事例検討会」となりましたことを、心より感謝申し上げます。
「第6回 勇気の出る事例検討会(YOUのPCAGIP事例検討会vol.4)」の開催は
平成29年11月14日(火)の予定です。詳細はまた改めてお知らせいたします。
お問い合わせは、
YOU医療保健福祉研究所 地域調査研究センターYOU 担当:玉置、木下 までお願いいたします。 TEL:072-747-2021 E-mail:npo_you@bcb.bai.ne.jp
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